日本は高温多湿のためシロアリや腐朽菌による土台などの構造被害も多く見られます。ロイヤルフォートスウェーデンはスウェーデン本国性能の実現だけでなく、日本の気候・風土・環境に合わせた見直しが必要と考え、環境適応のためのさまざまな工夫をこらしました。
スラブ基礎を標準採用湿気・シロアリ・耐震対策

雨の多い日本では地中から上がってくる湿気は住まいの大敵です。
この湿気や地震への対策も考えロイヤルフォートスウェーデンは一般的に「べた基礎」と呼ばれるスラブ基礎を標準採用しています。
日本では布基礎で施工されることが多いのですが、底板にも鉄筋を組み床全体に170mmの厚いコンクリートを打設しますので、湿気を防ぎ格段の強度を持ちます。
またシロアリや地震への対策となります。
床下点検口と高基礎方式

雨や湿気が多い日本の気候風土を考えた場合、床下の点検は欠かせません。
ロイヤルフォートスウェーデンは定期的または必要に応じて床下点検ができるように、点検口と高基礎を採用しています。
これにより人が入り点検とメンテナンスが可能となっています。
米ヒバ材を土台や大引きに採用シロアリ・腐朽菌対策

日本は多湿地域のためシロアリが生育するのに適した環境です。
同様に腐朽菌による土台の腐食被害を良く耳にします。
こうした環境に対応すべく防蟻・防腐に強いとされる米ヒバ材を土台や大引きに採用しています。
壁体通気工法

構造体を湿気から守るために構造体であるパネルと外壁の間に空気が通過する空間を設けました。空気は基礎上部より外壁内部を通り屋根裏を通じて排気されます。
これにより外壁の内側の乾燥状態が保たれ外壁パネルを痛めることがありません。
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